行政書士資格は転職や収入アップに有益!
行政書士資格は、就職や転職による年収アップにも極めて有益である。
通常、入社の採用審査は、まず書類選考で行われることが多い。
この書類選考をクリアしなければ、次の筆記試験や面接試験にのぞむことはできない。
この第一関門を通り抜けるために、行政書士資格が役に立つのだ。
履歴書に「平成○○年、行政書士試験合格」と記載する。
それを見た人事担当者は、「お!」と思うだろう。
「お!」と思うのは、「この人、頭がいいじゃないか!」というだけではない。
この履歴書の主が、法務に関する知識を持っているということだけが理由ではないのである。
資格が証明してくれるもの
国家資格が証明してくれるもの、行政書士資格が証明してくれるものは、いくつもある。
まず、先程も挙げたが知識を持っていることである。
何も知らない新入社員より、法律知識のある新入社員の方が頼もしい。
しかし、このことはそれほど重要ではないのだ。
会社には同じ資格を持っている先輩社員もいるかもしれないし、顧問弁護士もついている。
それよりも重要なこととは何か?
それは、その人が勤勉であるということだ。
コツコツ勉強し、合格率が10%を切る試験を突破したのだ。
他の応募者が携帯ゲームで遊び呆けていた時間に、この履歴書の主は自分の将来を考えて、真面目に勉強していたということである。
明確な結果として証明してくれる
もっとも重要なことがある。
この人は、自ら行政書士資格を取るぞという目標を立て、それに向かって方法を検討し、実際に勉強して試験を受け合格した。
要するに、明確な結果を出したという証明になる。
この自分の力で結果を出しているという事実は、訴求力が極めて大きい。
「こういう人だったら、うちの会社でも結果を出してくれるに違いない!」と期待する人事担当者は多いはずだ。
だから、履歴書をみた人事担当者が「お!」と思うのは「この人、やるじゃないか!がんばってきたじゃないか!」ということなのである。
このように、行政書士資格はその人の知識だけではなく、行動や性質まで証明してくれるのだ。