通信講座の選択肢
行政書士の資格を狙うとき、通信講座を選ぶのは費用対効果等の意味で考えても、何かと好都合な方法となります。
そこで「どこの通信講座を選ぼうか」となったとき、ユーキャンの行政書士講座を選ぶ人、もしくはフォーサイトを選ぶ人は実にたくさんいます。
そうなるとユーキャンとフォーサイトの行政書士通信講座は、どちらを選んだらいいのかわかりませんよね。
これを見極めるには、各々が、両講座をピンポイントでチェックする必要があるでしょう。
ここでは、ユーキャンとフォーサイトの行政書士講座の、テキストや過去問題集等について比較してみましょう。
ユーキャンとフォーサイトのテキストを比較
ユーキャンもフォーサイトも、未経験者が受講することを前提に、教材の編纂を行っています。
記載内容もわかりにくくてついていけないという心配はほぼ無用ですし、どちらも余白が多く、また図解が多めでわかりやすくて見やすいという利点があります。
ただユーキャンは密度が濃いとはいえないため、全範囲を忠実にやった受験者がときどき「これだけでは不安だから」と、他の教材や講座に手を伸ばすことも事実です。
フォーサイトの場合、そうした声はめったに出ていません。
またフォーサイトのテキストはユーキャンよりも目立つ色を豊富に使っていて、より要点を覚えやすく、より飽きずに読み続けられるつくりになっています。
ユーキャンとフォーサイトの過去問を比較
問題集については、フォーサイトは白黒のためむしろ目への影響では不利かも知れません。
しかし、解くスピードを速めるための工夫や問題の難易度表示をはじめ、過去問のトレーニングで大事なことがことごとくカバーされていることが、すぐにわかります。
どちらも試験問題の特徴を認識することや、演習を行うことにかけては意識が高く、解説を多めにしているという点では共通していますが、細かい部分の使い勝手では差がついています。