意外?記念受験の結果は「もうひと息」

行政書士本試験に向け独学で頑張って約10ヶ月、とうとう試験当日がやってきました。
行政書士初受験、その上独学ということもあり、半ば「記念受験」的なノリでわりとリラックスして受けてきたわけですが、やはり「難しかった~」という感想が真っ先に浮かびました。

一応ひと通りの条文には目を通し、自分なりに理解をして臨んだつもりだったのですが、
いざ問題として出題されると「あれ?こんな内容あったっけ?」という状態に。
緊張も手伝ってか思考回路もうまく働いていないような感じで、あれよあれよという間にタイムオーバーになってしまいました。
とにかく時間が足りなかった!一応全てのマークシートを塗りつぶしてきたものの、最後の方は本当に適当になってしまいました。
それもそのはず、振り返ってみれば、普段の勉強の中で時間を意識した問題演習などしてきませんでした
これも、行政書士独学対策ならではの落とし穴でしょうね。
模試の類もひとつも受験しなかったのですから。

このように、合格発表を前にして既に不合格を確信した初受験でしたが、蓋をあけてみてビックリ!
なんと、合格点までわずか8点足らずという、意外な結果でした。
択一式問題の配点が1問4点ですから、あと2問正しければ合格できたということです。
何だ、結構戦えてたんじゃないの!と、結果的に不合格には変わらないにも関わらず、どこか満足げな気分でした。

「行政書士、独学でももう1年頑張れば合格できる」と妙な自信も沸き、独学2年目へと突入するのでした。
行政書士試験ではボーダーライン上で涙を流す人が本当に多く、そこから合格ラインに到達することこそに難しさがあるということには、このとき気付く余地もなかった私。
行政書士長期受験生へのステップを踏み出すこととなってしまったのです。


行政書士試験に向けた独学もついに後半戦に差し掛かると、いよいよ
「過去問を解くことで実践力を身に付けよう!」
という段階に移っていきます。
最初の頃はかなり苦労した法律の条文読みもかなり進み、インプットとしてはもう十分なのでは?というレベルですから、おそらくゴールデンウィーク明け頃のことだったと思います。

行政書士試験への独学を決めたあの日にすでに問題集は買っていましたから、あとはこれらをどんどん解き進めるだけ。
早速ページを開きます。

まずは択一問題から。
選択肢を一つひとつ読み込みますが・・・・
困ったことに、どれも正しい肢のように見える!のです。
すかさず解答を見てみると、何とも微妙な箇所で正誤が分かれていたことに気が付きます。
行政書士試験に完全独学で挑もうとしていた私は、そもそも法律の読み方自体が間違っていました
細かなニュアンスを見逃して、ざっくりとした表現ばかりで条文を捉えていたために、問題文として出題された時に判断が出来なかったのです。
これはかなりの致命的ミス!
しかしながら、後になって聞いたところによると、行政書士試験の独学ではよく起こることなんだそうです。

それでも、「行政書士を独学で!」と意気込んですでにスタートしてしまったわけですから、何とかしていかなければなりません。
この日から、過去問演習と同時進行で細かな条文チェックをしていくことにしたのでした。
このとき既に、行政書士試験まですでに半年を切っていましたから、この作業はかなりの急ピッチで進めていくことになりました。
結果的に短期間で集中的に取り組めたことにより、効率良く(?)インプット&アウトプットが出来たのかな、とは思いますが、振り返ってみると行政書士独学ならではの典型的な失敗だったのかなという感じです。


意気揚々と行政書士の独学がスタートして、まもなくのこと。
法律を読むのが全くの初めてだった私は、初学者特有のある壁にぶち当たります。

基本書に載っている条文をとりあえず目で追ってはいるけれど
いまいち言っている意味がよく分からない・・・・

法律特有の固い言い回しや表現を読み込むには、ちょっとしたコツが必要なんですね。
行政書士試験に独学で挑むことを決めた私は、そんな基本的なポイントを習得する間もないままにいきなり条文のインプットから入ってしまったのでした。
行政書士に限らずですが、独学で法を学ぶ上では、こういう落とし穴がいくつもあるような気がします。

う~ん、そもそも法律なんて本来全ての国民のためにあるものなのに、なぜもっとシンプルに書いてくれていないのでしょうか・・・
もっとも、あらゆる誤解のないように書いた結果、こういう言い回しになってしまったということなんだろうけれど、それでも理解するのには難し過ぎます。
・・・と、こんなところで憤慨してみても何も始まらないわけなのですがね。

というわけで、行政書士試験の独学においては、「法律を読み込む基礎力」をどう養うかが重要なカギとなります。
私のように何も意識せず、ただ文字を追っているだけでは頭に入りませんし、そもそも言わんとすることすら分からない場合もあります。
それでも、最初の頃は「まぁ、何とかなるでしょう。覚えるのみ!」と気合で乗り切ろうとしてしまうのですが、これがまた大きな勘違いだったりもするわけです。
行政書士試験に独学で勉強される際には、ぜひこういった思わぬ落とし穴にご注意くださいね


行政書士を受けるまで法律を勉強したことはありませんでした

「行政書士は独学で取得できる資格。将来的には独立開業の夢も広がります。」

法学部出身でもない私が、なぜ行政書士を志したのかといえば、ネットサーフィン中に某サイトで見つけたこんなキャッチコピーがきっかけでした。

もともと資格取得のための勉強は好きでしたし、小・中・高・大と学校での成績も悪くなかった私。だからこそ、「行政書士試験に独学で合格も夢ではないのでは?」という思い込みに陥ってしまったのだと思います。

行政書士資格は、一度取得してしまえば一生モノのプラチナチケット。それがほんの少しの努力で手に入るとしたら、これは挑戦しないわけには行きません。

知らないが故に思い切りの良いスタートが切れた!

一生使えるならとスタートした行政書士試験に向けた独学受験記。まずは書店で実際の過去問をチェックすることから始めました。

う~ん。難しいけれど、法律勉強するのは初めてだし仕方ないかな。本を読み込めば、意外と何とかなるのかも!

行政書士の独学を決めた当初、頭の中にはやる気しかありませんでした。はっきり言ってマイナスのことは考えませんでした。

しかも、全く勉強に着手していない段階ですから、法律初学者が必ずぶち当たるであろう大変さや困難も、この時点では全く知りません。

今思えば「何も知らない」ということほど怖いものはありませんね。無事行政書士試験の合格を勝ち取った今、資格取得までの長い道のりを経験している分、心からそう思います。

「行政書士試験は独学でOK」

この時はその言葉のみを信じて疑わず、まずは直感で選んだ基本書と過去問集を購入しました。