「もっとやりたい」くらいで終えるのがちょうど良い

 行政書士試験対策の通信講座を受講したものの、途中で勉強を続けられなくなってしまったという苦い過去をお持ちの方は、意外にもたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
私の身の回りにも、何人か思い浮かぶ顔があります。私が行政書士試験に通信講座で合格したことを知り、「私にもできるかも!」ということで真似をしてみたものの、どうやら本試験日まで頑張り続けることが出来なかったとのこと。
行政書士試験対策に限らず、どんな通信講座でも同様のことが言えるのかもしれませんが、通信講座って気軽に始められる一方で、挫折しやすいんですよね。

 ここからは、行政書士試験に通信講座で合格した私から、これから通信の受講をお考えの方に向けてのアドバイスになりますが、第一に言えるのが「くれぐれも勉強をやり過ぎないこと」です。
こんな風に言えば、「合格を目指して一生懸命勉強することのどこが悪いのか」と言われてしまいそうですが、これはあくまで「特定の日にやり過ぎないこと」と意味します。
例えば、講座受講開始の当初はまだまだやる気満々で、「よ~し、ガッツリやるぞ」という意気込みだけでひたすらに量をこなしてしまう方もいらっしゃると思います。
この場合、当然のことながら徐々に疲れてきてしまいます。疲労が蓄積されれば、次第に「もう勉強したくない」と思いつめたり、「最初にしっかり頑張ったんだから少しくらいサボったっていいよね」と勉強をおろそかにし出したり、といった事態に陥るでしょう。
いずれのケースにおいても、本試験日まで計画的に学習を継続させることが不可能になってきてしまうのです。

 行政書士試験対策にしろ何にしろ、通信講座はコツコツと計画的に取り組んでいくことが大切です。
手元に教材が揃っていると、つい早く終わらせたくなってしまう方もいらっしゃるでしょう。ですが、それではただこなすだけであり、知識は定着しません。むしろ、一時期に勉強をし過ぎることで、本試験日前にすっかり疲弊してしまうことにもつながりかねないのです。

 日々の取り組みの目安は講座によってまちまちでしょうが、目安としては「もう少しやりたいな」程度にとどめることです。「もう少し」の気持ちが明日の学習への意欲につながり、結果的に資格対策を長続きさせるポイントになることでしょう。この点、心にとめておかれると役に立つことと思います。