行政書士試験、ナメてかかると危険

世の中には難関国家資格と呼ばれるものがいくつかありますが、そんな中でも行政書士資格が「簡単だ」「受かりやすい」などと言われてしまうことには、4年もかけて有資格者となった私としては本当に憤りを感じます。

ネットを見れば「行政書士は独学で十分受かる」「行政書士資格では食えない」といったフレーズを頻繁に見かけますが、これは絶対ではありません。
中には行政書士試験に独学でさくっと合格してしまう方もいますが、現に私は3年かけても独学ではダメでした
開業後の「食える」「食えない」の議論についてはまだ出来ませんが、それも個々によるのではないかなと思っています。
どの資格も、それで成功しているケースもあれば全く稼げないこともありますからね。
行政書士の独学にしろ、資格で食べていけるのかにしろ、本当に人それぞれです。

しかしながら、私のように「行政書士試験は独学で」というフレーズに何となく騙されて 何年もの期間を受験勉強に費やしてしまう方って意外と多いような気がします。
確かに、本気でやれば1年目でも合格ラインギリギリのところまではいけるんです。
ですが、そのラインを超えられるかどうかという点に、行政書士試験の難しさがあると思います。
私のように、行政書士試験に独学で挑戦し、数年連続でボーダーをさまようといった話をたくさん耳にします。
独学でもう一歩のところまでいけると、「来年は大丈夫」と勝手に思い込んでしまうんですよね。
しかも、「受験に何年も費やした挙句、結局予備校に」ということは、気持ち的に避けたい気分になります。
もはや意地です。

しかしながら、これから先の人生を考えた時に、受験勉強で何年も費やすというのはマイナスの要因になりえます。
何事もスタートは早い方が良いですし、早く合格すればその分実務に時間を使えることになります。

仮に、
・ 行政書士独学を30歳でスタートし、5年かかってようやく合格、翌年開業
・ 行政書士通信教育を30歳でスタートし、一発合格、翌年開業

この2人が40歳になった時、前者と後者ではキャリアに2倍の差が生じてしまうのです。

アナタと同じ時期に行政書士受験を決意された方が、独学にこだわらずに効率良く合格を決めていつの間にか先輩に・・・、なんてことも多々あるのではないでしょうか。

「行政書士くらい独学で」
どこで見かけたフレーズかは分かりませんが、そんな言葉を信じて合格を先送りにしてはもったいないです。
行政書士の独学に3年もかけた私は、今改めてそう思います。